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幸尚堂について

“想い”をこめた京扇子で生活に豊かさと彩りを

継がれている技術と真心

継がれている技術と真心

幸尚堂は、約50年にわたり京扇子を作り続けています。滋賀県産の扇骨と京都の地紙を厳選し、一本一本真心こめて仕立てたこだわりの扇子です。

平安時代に初めて作られ、今でも様々な伝統芸能や神事で欠かせない扇子。その完成には、80を超える工程があり、多くの職人の手が加わり、たくさんの想いがこもっています。

技術と想いがつまった扇子を現代の暮らしに。そう願って、幸尚堂は扇子を作り続けています。

あおぐ風、やさしい想い

あおぐ風、やさしい想い

特に紙の扇子づくりに力を入れています。

紙の扇子の魅力は、自然素材ならではのやさしさです。涼をとるものなのに、ほのかに感じる温かみ。あおぐとふわり、心地よい風。扇子は、皆様の心に寄り添い、穏やかにしてくれます。

上品さや趣といった、京扇子の魅力を大切にしつつ、手に取りやすいデザイン。そんな、「暮らしになじみ、永く愛される扇子」を目指して、伝統工芸士と絵師の父子で日々制作をしております。

飾らない技術

飾らない技術

私たちが作っている京扇子は、伝統工芸品です。その時代に寄り添う形で大切に受け継がれてきました。現代の生活にもなじむよう、使いやすく美しい扇子の制作に励んでいます。

扇子を作るときに、強く意識しているのは細部に気を配ることです。そのための技術一つ一つはさりげないもので、小さなことかもしれません。しかし、それが長くご愛用いただける扇子づくりにとって大切であると思っています。

伝統工芸士/折工程・附け工程 講殿 尚志

講殿 尚志Koudono Takashi

伝統工芸士/折工程・附け工程

扇子屋に生まれ、物心ついた時から父の背中を追って手伝い始める。伝統工芸士(折り・附け部門)に認定された現在も「使いやすい扇子とは何か」を追い求め続けている。令和2年、近畿経済産業局長表彰。

“想い”をつなぐ

“想い”をつなぐ

職人の想いがたくさんこもった扇子。私から、あなたへ。あなたから、大切な人へ。扇子は、想いのバトンです。そのバトンを受けた人に、身に着けてワクワクしてもらい、柔らかな愛を感じていただけるような絵を描くこと。それが、扇面加飾師である私の仕事です。

気に入った絵を持ち運べることが、扇子の良さだと思っています。“持ち運べる作品”の扇子が、もっとたくさんの人の手に渡りますように。

京もの認定工芸士/扇面加飾師 堀 美由紀

堀 美由紀Hori Miyuki

京もの認定工芸士/扇面加飾師

伝統工芸士である父・講殿尚志のもとに生まれる。京都市立銅駝美術工芸高等学校、京都市立芸術大学卒業後、現職。令和3年度、京都府から京の若手職人「京もの認定工芸士」認定。

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